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教員採用試験を知る

公立

はじめに…教員採用試験とは?

学校の先生になるには?教員採用試験は、都道府県および政令指定都市の教育委員会によって行われます。
その採用は競争試験ではなく、選考試験によることが定められおり、ほとんどの自治体が2段階による選考を行っています。
沖縄県でも一次試験、二次試験と2段階による選考(実技試験を要する試験種(「校種」という)については三次試験まで)を行っています。

公立学校の教員は、採用試験に合格した後、採用候補者名簿に登載された者から教育公務員になった教諭と、年度ごとに雇用契約を結ぶ教諭または常時勤務する講師とに別れます。

なお、教員採用試験は、正式には「教員採用候補者選考試験(検査)」といいますが、試験内容については各自治体ごとに募集要項を定めています。ここでは沖縄県の小学校、中学校、高校を例に示します。

一次試験(筆記試験)

教養試験と専門教科試験が行われます。なお、教養試験は教職に関する知識を問う教職教養と、一般的な知識を問う一般教養からなります。

教職教養試験

すべての校種で同一の試験内容により、一般教養試験と同時に一つの試験として実施されます。教職に対する基礎を問うものであり、教育法規、教育の方法や教育課程、学習指導要領、教育史、道徳教育、人権教育、中央教育審議会の答申など、出題内容は多岐にわたります。

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次の文の[  ]に入る最も適当なものを、それぞれ次の1~5の中から一つ選びなさい。
■バーカストが提唱した[  ]とは、子ども自身が個々の能力に応じた学習計画を立て、自学していくことを基本とし、教師はそれを支えるという教育方法で、大正時代の日本の教育にも導入された。
1.ドルトル・プラン 2.プロジェクト・メソッド 3.イエナ・プラン 4.モリソン・プラン 5.ケース・メソッド

一般教養試験

すべての校種で同一の試験内容により、教職教養試験と同時に一つの試験として実施されます。概ね高校入試レベルから高校で学ぶ基礎的レベルを問うものであり、国語、数学、理科、社会、英語など、出題内容は多岐にわたります。
また沖縄県に関する事柄も問われますので、幅広い見識が必要となります。

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次の各文の[  ]に入る最も適当なものを、それぞれ次の1~5の中から一つ選びなさい。
日本国憲法第59条2項では衆議院の優越について「衆議院で可決し、参議院でこれと異なった議決をした法律案は、衆議院で出席議員の[  ]以上の多数で再び可決したときは、法律となる。」と記されている。
1. 4分の1 2. 3分の1 3. 過半数 4. 3分の2 5.4分の3

専門教科試験

算数の授業_イラスト各校種、教科に関する専門的な知識、要素を評価する試験であり、学習指導要領からも出題されています。
中学校、高等学校の試験は、それぞれの教科に関する問題であり、高い専門性が求められるため、難易度も大学入試レベルから大学の専門レベルと高度な内容が出題されています。
なお、小学校の試験では、小学校で指導する全教科から出題されるため、出題範囲は非常に広いといえます。

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次の各問に最も適切な答えを選択肢の中から一つ選びなさい。
熱帯林の減少および破壊が原因として考えられる環境の変化について適当でないものを、次の1~4から一つ選んで答えなさい。
1.干ばつ 2.降水量の増加 3.土壌の流出 4.野生生物種の絶滅

二次試験

小学校の音楽と体育、中学・高校の音楽、家庭、保険体育など実技試験を要する校種については、二次試験で実技試験を実施し、三次試験で小論文試験、面接試験となります。

小論文試験

受験生の人物像、教職についての考え方や意欲、文章表現力、論理性などを評価する試験です。教育に関するテーマについて、60分以内に1,200字の小論文を書き上げる必要があります。

面接試験

個人面接形式(面接官3名程度)で、教職についての資質を実際の人物を見て評価する試験です。特に近年は「人物重視」といわれており、人柄や第一印象、さらに教職につきたいという意欲、若さなどの活力などが評価の重要ポイントとなっているようです。

模擬授業

教職において重要な授業力を評価する試験です。テーマは校種ごとの内容にそってランダムに与えられ、授業の導入部分、授業の中盤部分、授業の終盤部分など指定された範囲を、概ね8分程度で実際に授業を行います。面接試験と同様に資質、指導力、コミュニケーション能力などが評価されます。

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